この記事では、ライセンス料金の変容を軸にして、FileMaker製品の歴史やこれまでに至る経緯を簡単に振り返ってみます。
FileMaker
トレンドから見たFileMakerシステムの未来とは?
FileMakerプラットフォームをお使いのユーザー企業様は、現在、SaaSやクラウドと呼ばれる新しい形態のビジネスプラットフォームに対して、期待と不安が入り混じったような状況でいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、今後どのような考え方でFileMakerシステムと向き合っていけばいいのかを、マトリックスを使って情報を整理してみようとしたのが次の図です。
FMPress開発サービスのコンセプト
「FMPress」は、現在、当社がお客さまに対して提供している開発サービスのブランドネームです。当社は、他のFBA開発会社とは違って、このブランドの考え方に沿った開発のみをお客さまに提供しています。従いまして、当社の開発サービスをご利用いただく前には、このサービスのコンセプトについてご理解いただくことが大切です。
ライセンス費用に子供料金がないのはなぜ?
FMPress開発サービスにおいては、「FileMaker Data API」というこれから何十年もFileMaker社がサポートするであろう仕組みを使って、ライトユーザーすなわちそれほど責任のある立場ではないスタッフが使う部分のライセンスを、現在のFileMakerソフトウェアライセンス体系からある意味「逃がす」ことによって、全体のライセンシングコストを最適化、もっとはっきり言えば非常に低くすることができるのではないかと考えています。
「FMPress Connect」による開発サービス
私たちが提供するFMPress開発サービスについて、具体的に説明していきます。私たちは、独自開発した「FMPress Connector」を軸に、FMPress開発サービスを展開しています。
両方の世界のよいところ取りをしてシステムを開発
「Best of Both Worlds」という言葉があります。FileMakerとWordPress、両方の世界のよいところ取りをしてシステムを開発していこう、というのがFMPress開発サービスのコンセプトです。
私たちが他のFBA開発会社と決定的に違う点
私たちエミックという会社は、FileMakerユーザーを対象として25年以上に渡って製品やサービスの提供をしていますが、常に業界内で独自の立ち位置を持っていた企業です。この業界でビジネスを長くやっていますが、私たちはFileMakerのリセラーになったことは一度もありません。これはFileMaker社の方向性と独立した立場で常にありたいという考えから来るものです。FileMakerプラットフォームはとてもよい環境ですが、それに依存しすぎて果たしていいのだろうかという疑問も持っています。
私たちが提供する3つのビジネス分野
私たち、株式会社エミックが、どういう方針でビジネスを進めているのか、というのを、この記事ではご紹介したいと思います。会社の方向性を端的に表す言葉として、以下のようなものを社内で共有しています。